The Evillious Chronicles Wiki
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Taken from the Original Sin Story: Complete Edition booklet. Special thanks to ベルトルト for the pictures of the booklet and Emuei for the transcription. More links in the Translation Compendium.

Scans[]

Japanese[]

Act 1[]

Profiles[]

イブ=ズヴェズダ
ネムの村で暮らす少女。
潜在魔力の高さから最初の「Ma」候補者となり、双子を身ごもる。
ズヴェズダ家の人間は大地神エルドの血を受け継いでいるとも言われているが、真実は定かでない。
人の心や身体を操る術、強大な雷を生み出す術などを使うことができるが、村の掟に従い普段はそれらを封印している。

アダム=ムーンリット
女王メリーゴーランドの息子で、「Ma」計画を主導する科学者。
元老院が母親を操り人形にした事を恨み、彼らへの復讐を密かに目論んでいる。
自分とイブの間に生まれた子供を「神の双子」に仕立てあげようとする。

メータ=ザルムホーファー
とある科学者によって造られた人造体「ghoul child」の一人。
犯罪者ペイル=ノエルの恋人であり、彼の作った組織「アポカリプス」の幹部でもあったが、アポカリプス壊滅の際に捕らえられ、自由と引き換えに「Ma」候補となることを了承した。

Commentary[]

「Ma」計画とは……世界の「完全なる死」を防ぐために元老院より提案された計画。
神竜レヴィアビヒモの生まれ変わりとなる「神の双子」を人為的に創りだし、世界に救済をもたらす事を目的とする。
そのために必要となるのが「神の双子」の母体となる女性「Ma」である。

「女王メリーゴーランド」とは……魔道王国レヴィアンタの統治者であり、預言者でもあるアリス=メリーゴーランドの事。
本名はマリア=ムーンリット。
子供を産んだことがあるが夫はいない。
彼女は処女懐胎だったと主張したが元老院はこれを認めず、生まれたばかりの赤子は川に投げ捨てられ、その存在は闇に葬られた。
だが……。

Act 2[]

Profiles[]

エルルカ=チルクラシア
ライウォッチ市在住の元巫女。
「her」から悪意の遺伝子を取り除く能力を持つ。
その才能を買われて第七次「Ma」計画の候補者の一人となった。
婚約者キリル=クロックワーカーもかつて「her」だったが、彼女によって救われ現在はオルゴール職人として生計を立てている。
大地神エルドと通じているという噂もあるが、彼女は今まで一度も魔道王国の外に出たことがないためそれはありえない。
E.C.013年、殺害される。

イリーナ=クロックワーカー
ライウォッチ市在住の職人見習い。
兄は「ぜんまい使い」として知られる職人キリル=クロックワーカー。
魔術訓練は受けていないが、王立研究所による全住民検査の結果、高密度のM因子を持つことが確認され第七次「Ma」計画の候補者に選ばれた。
他三人の候補者が死亡した為、最終的には彼女が唯一かつ正式な「Ma」候補者となり、神の種を埋め込まれて子を宿す。
だが、直後に起こった神竜の復活と暴走により、全身を炎で焼かれ瀕死となる。

Commentary[]

「her」とは……遺伝性悪意栽培者(hereditary evil raiser)の通称。
神の世界(second period)が滅んだ原因とも言われ、現世界においても犯罪者として世を荒らす忌まわしき存在。
生まれついての悪人であり更生されることは困難だが、ライウォッチの巫女のみ彼らから悪意の遺伝子を取り除けるという。
人造体「ghoul child」のほとんどがまた「her」でもある。
これは「ghoul child」のオリジナルである人物が現世界最古の「her」であることが原因であろう。

「神竜レヴィアビヒモ」とは……現世界を創った四柱の神のうちの二柱「レヴィア」と「ビヒモ」が竜となって降臨した姿。
双子であるとされている。
魔道王国では崇拝の対象となっているが、実際には自分たちが地上に落とされたことに怒り、世界を滅ぼそうとした悪神である。
太陽神により従えていた六の眷属と共に白き箱舟「罪」に封じられた。

Act 3[]

Profiles[]

ヘンゼル
メータ=ザルムホーファーが生んだ「神の双子」の一人。
イブとアダムによって育てられた。
父から勉強を教えてもらっているが、頭が悪くてさっぱり理解できない。
どこかで拾ったガラスの小瓶が宝物。

グレーテル
メータ=ザルムホーファーが生んだ「神の双子」の一人。
イブとアダムによって育てられた。
悪戯が過ぎてよく母に怒られている。
だが、その母が生みの親でない事をグレーテルは知っているのだ、本当は。

セト=トワイライト
アダム失踪後、「Ma」計画を担当することになった科学者。
生まれつき左目を失明している。
レヴィアンタの災厄に巻き込まれて致命傷を負いながらも、彼は赤い猫のぬいぐるみを抱えて一人の少女に近づいた。
その後、彼は南の森に向かい、数カ月後にその森から七つの光が舞い上がったという。
……それから彼の姿を見た者はいない。

Commentary[]

「神の双子」とは……世界の輪廻を司る存在。
終末少年が世界を解体し、創世少女がそれを新たなる形に創りかえるという。
――されど、それはこの世界の言い伝えではない。

「原罪」とは……誰かが禁断の果実に手を出したことにより、七つの罪は世に放たれた。
しかし、それを促したのは一匹の蛇なのである。
蛇は歴史の陰を生き続ける。はるか昔、そしてはるか未来まで。
蛇はいつだって仮面をかぶっている。
平行世界の研究者、創世の助手、竜の眷属、マッドサイエンティスト、そして悪魔の。

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